ほいほいそうこ

70年代生まれ、アダルトチルドレン。メンタルこどものまま中年になりました

期待と現実。そうではなくで、過去と現在

こんばんは、まぬえらです。

転職やそれに伴う引越しで頭いっぱいなのをいいことに、書くということを回避していました。
もともと文章を書くことは得意ではないし、特に自分の考えを筋道立てて書くことは苦手中の苦手なのでブログ回避は不思議なことではありません。

現在の仕事に変えて、見知らぬ土地に引っ越してきてそれは自分でそう決めたことなのだけど、「こんなはずじゃなかった」とまではいかないまでも、「こうなるはずだったのに、なんか違う」という日常を送っています。

例えばどんなことかというと、

友達がいない、だから週末は常に一人、同僚とも微妙な距離で仕事終わりも一人で直帰、部屋が理想通りではない、思ったよりも市内の移動が大変(車がないときつい)、英語が通じない、仕事で電話がある(自分は電話嫌い)。

理想は会社近くの中心部で高層階の部屋を予算内で借りて、ハウスメイトと住んでいてリビングには中の良い同僚などが日々訪問して賑やかで、日本の友人とビデオチャットで一緒に話したり、休みの日にはみんなで観光する生活。

になるはずだったのに、現実は正反対で寝る前や朝起きた時の魔の時間帯にはネガティブな思いが湧き上がってきます。

それでも自分成長したなーと思えることがあってそれは、ネガティブになってそこで終わらないことです。理想通りにいかなくてはがっかりするのは当然なんだけど、無理矢理いまの自分をそこに持っていったり、期待通りにならないことで自分を責めたりしない。これはうちの母親がやりそうなことでやんす。なので、自責感情が出てきたらすぐにやめるようにしました。
そして期待していたことではなく過去といまの現状を比較してみてます。例えば自分がいままで毎日毎日嫌だったことは、
とにかく通勤電車、車内のジジイと汚いリーマン、通勤途中の立ち食い蕎麦屋さんの出汁の匂い(苦手)、いつかかってくるかわからない客との電話&何かというと掛けなければならない客への電話、人混み、家も会社も何もかも狭い、街並みが変、会社の風土、食事、冬の寒さと乾燥、関東平野の強風、エスカレーターで歩く習慣。

これが全部なくなった今の環境はかなり自分にとっていいことなのです。もちろん今は今で会社への不満やこのエリアの常識みたいなものに対して否定的な思いを持っていたりしますが、それでも今の方がいい。

通勤はあるけどタクシーかバスだし乗換えや激混みな状態は皆無。寝起きの頭で街にいる人見たことないし脂臭いとか汗臭い人にも出会ってない。鰹出汁なんてない地域だし、仕事で電話もあるけど毎日何件も何時間も話すなんてことはない、一人当たりのスペースも十分だし、部屋も会社もどこもかしこも広い、景色は色々あるがそれでも視線を移せば伝統的な建築物や自然が目に入る。気候もいいし何よりエスカレーターは右でも左でもずっと止まってて良いのが良い!あと会社はペーパーレスだし、社内に舌打ちしたりいつもイライラしてるお姉さんとか、無駄にうろうろして世間話してくるるおじいちゃんとかいないし。
住居のメンテナンスとかまだ残っている日本の書類関係とかの不安はあったりするが、それでも日常的なストレスは激減している。

期待していたキラキラ生活じゃないのだけど、友達がいなくてあんまり英語が通じないこと以外にストレスないんですよね。キラキラ生活じゃなくて友達がいないのは今までも同じなので、今まで通りの生活スタイルで全体的に楽になったってことなんだな。他の諸外国から来ている同僚がみなさんコミュニケーションが上手くて、どんどんいろんな人と仲良くなって、年長で陰キャな自分が取り残されている感じがしてネガティブになっちゃうんですよね。

でもそれはそれでいままでもこれからも取り組む自分の課題であって、環境を変えたらこうなる(理想通りになる)はずなのに、なっていないのはお前(自分)がオカシイからだ!と責めるようなことではないんですね。わかってはいるんだけどついついそう考えてしまうという。。そのためには少しずつでも進歩するしかないですよね。というわけで次の休みに同僚を遊びに誘ってみました。

もうこれだけで1ヶ月分の社交性つかい切ったよ!!!