ほいほいそうこ

70年代生まれ、アダルトチルドレン。メンタルこどものまま中年になりました

愛されて育った人ってすごいな

こんばんは、まぬえらです

知り合いの男性にアマプラで観て面白かった番組を勧めたら見てくれたんだけど、その感想が「ツマンナカッタ」だった。
観たんだけど、僕的にはつまんなかったかな。なんかよくわからなかった、だって。

荒れ狂う脳内を抑えつつ、そうなんだー、残念っす。と返したけどめちゃくちゃ傷ついた

なんで傷ついたかっていうと、別にこの男のことが好きで嗜好が合わなかったから、とかではなくて、自分が好きなものを拒否されると自分自身がこの社会から拒否された気持ちになるからだ

家に帰って1人になって、アイツつまらないとかいうなんて無神経な奴だなって苛立っていた

こいつは本人の話を聞く限りめちゃくちゃ家族に愛されてて、家を出てもみんな仲が良くて、誕生日にはお祝いし合うような育ちをしている。私の知らない苦労はたくさんあっただろうけど、愛されてんなーっていうのがとてもよくわかるエピソードをいくつも聞いてきた

そういう人だから、自分の感想を率直にいうことに戸惑いがないんだろうと思う。相手が傷つくなんて想像もしないんだ。だって作品の感想を言うだけだから、相手の嗜好を否定するわけではないし、ましてや相手自信を否定するわけではない。

だから、感想を言うことは単なる自己開示の一つでお互いを知る手段でもあるだけだ
勝手にこっちが傷ついた
愛されて育った人はみんなこんなに私から見ると無神経かんじなんかなー?って思ってググってみた


リアルの知り合いにここまで愛されてる感満載の人がいないのと、いたとしても自覚ないだろうし聞き辛い。
そうしたら数年前の記事でそういう人を紹介したものがあって、それによると愛されて育ったその人には世の中はお花畑みたいに幸せな世界に見えているらしい。
どのブログだったかブクマするのを忘れてしまったため、紹介できないのが残念ですがとにかく思ったのは、

へぇー、世の中お花畑に見えてるんだ⁉︎
訳わかんねー

世の中は基本的に仮面を被った敵だらけに見えてる自分とはまったく違うな
もう、びっくりしました
生き物としての種が違う感じ

この本に書いてあったことを実感した、本当に。同じ生き物だと思ってはいけんな

こういう風に生きられたらいいなーとは思うけど。毎日楽しいだろうな
特別に毎日エキサイトしなくても幸せだと無自覚に感じて生きていけそうだ。常に不安を感じて、なんかいいことないかなって思う人生とは違う。うん、やっぱり違う

あと薄々感じてたことは、軽くいいなと思ったことがあってこの人も、前に通っていたカウンセラーも望んで新しいことをしに行こうとはしない。消極的とかではなく、彼らはそれを必要としていない。
音楽もいつも同じジャンル、趣味も昔から好きなことを続ける。たまたま新しい曲を聴いたりして気に入れば世界が広がる、誰かと一緒に何かを始めて面白ければそちらもやってみる、仕事で必要だと思ったから勉強する。新しいことを始めるにしても必然性強いように思う。全て繋がってる。

自分の世界が少なくとも本人にとっては完璧で完成されていると感じてるんじゃないのかな。別にわざわざ新しい習い事を探したりする必要がない。自分は満足していて幸せだと実感している。

もしそうならわたしにはわからない感覚だ。自分は一見全てが点。繋がっていない。

実際には満たされない自分の心のような理由で繋がってるんだけど、傍目には手当たり次第に色々やってるように見える。自分からもそう見えている。
その自覚のなさが自信のなさにつながっていくんだよな。ACとそうでない人の違いを実感した彼の一言でした。ほんとありがとうって感じ