ほいほいそうこ

70年代生まれ、アダルトチルドレン。メンタルこどものまま中年になりました

【自己評価】まわりは敵だらけという世界観【振返り】

こんばんは、まぬえらです

皆さんの世界観は人は優しく助けてくれるというものでしょうか。

私のみている世界では基本的に周りの人間は敵、または敵になりうる存在です

親しい人でもきっかけが有れば敵になると思っています。ACの人は程度の差はあれど、みんなそうなんじゃないでしょうか。だから執着したり顔色を伺ったりする。

なぜそういう価値観世界観になってしまったのか、自分の経験を振り返りつつ考えてみたいと思います。

  1. 幼い頃に安心できる場所がなかった
  2. 学校でイジメにあっていた
  3. トラウマになるほど傷ついた経験をした
  4. 大人から揶揄われたりバカにされることがあった
  5. 物心がつく前の経験


1. 幼い頃に安心できる場所がなかった

これはなにも家庭で肉体的な虐待を受けていたとかでなくても、親が主観をぶつけてきたり、押し付けたりするような環境でも当てはまると思います。自分の考えを持つことを許されないということなので、心が固まっていきます。特に子供の意見を否定して親の価値観を押し付けてくるタイプだと無意識下で親は自分を傷つける敵だと認識されます。

うちの母親は私に、例えばドラマを見ていてだれかいいと思うか聞いてから、私の答えに対して「なんでそんなのがいいの、〇〇の方がいいにいまってんでしょ⁉︎」っていうタイプでした。相手子供です、すごいです。

2.学校でイジメにあっていた

周りが的になる世界観のキッカケとしてあることかと思います。ただ家庭環境とか学校のサポート、友人関係などで変わっていくのかなとは思います。

私はあからさまにいじめられてはいませんでしたが、軽い悪口をいわれてたり、誘われなかったり、嘘つかれたりはありました。
そこで先生も我関せず、だったことも大きかったと思います。

3.トラウマになるほど傷ついた経験をした

覚えている限りはそういうことはない、と思っていたのですがこういうことって自分では気付いていなかったりするんですよね。
私の場合は大人に勝手に胸を揉まれたり、通学でなんども痴漢にあったり(そして誰も助けてくれない)、そういうことが当たるのだと思います。自分の尊厳を踏み躙られた経験ですね。

そのため今でも外を歩くときには”やるかやられるか”くらいの戦闘モードで歩いていると思います。繰り返しますが、自覚はありません。

4. 大人から揶揄われたりバカにされることが多かった

わたしが忘れられないのが、父親の友人にうちの親と一緒になってバカにされたことです。親が一緒になってバカにしてきたということが、一番傷ついた理由なんだと思います。

でも身内でもなんでもない、こっちは親の友達だから気を遣っている思春期が、癖っ毛の頭をボサボサとか言って嗤われたら、深く傷つくでしょう。だって直せないんだもん、癖毛だから。直すすべも知らないし、癖が出ないように髪を伸ばしたくても伸ばさせてもらえない家庭だったのも追い討ちをかけていたとおもいますね。
親の言う通りにしたら親にも一緒になって嗤われる。

5. 物心がつく前の経験

これは誰かに聞いてみないとわからないですが、私の場合は「まぬえらは静かな子だった」と良く言われていました。静かな子だったのではなくて、静かにしないといけなかった子だったのではないかと推測しています。

一番古い記憶が、幼稚園の抽選に落ちた母親に八つ当たりされたものなので、その前に似た様なことがあっても不思議じゃないですね。

これは1番目の項目と同じになりますが、気づいたときには身近な社会(家庭)が安心できる場所にはなっていなかったのでしょう。


つらつらと記憶を探りつつ書き連ねてみましたが、小さい頃に接してきた社会で傷つけられた経験があると、意識しなくともこの社会には敵がいっぱいいるんだ、という世界観になってしまうのでしょう。
そんなのは無力だった子供の頃の経験であって、今のあなたは怯える必要も身構える必要もない。なぜなら大人なんだから。という意見もあると思います。
わたしも散々カウンセラーさんに言われました(そのカウンセラーは話に聞く限り実家が太く家族愛の強い強者男性なので、私の様な者の恐れを理解するのが無理だったのかもしれません)


でも、こういうことってうちの家族が特別悪いわけではなくてこういう家庭はたくさんあるのだと思います。そして私が特別戦闘モードで生きているわけでもなく、そういう中で育って私の様な世界観を持っている人もこの世にはたくさんいるのではないかと思います。

そんな世の中で世界は敵じゃない、今の自分は1人で生きていける大人だから大丈夫、って思える方が特別な気がしますよ。だから、ここまで考えて私が思ったのはまわりは敵だらけという世界観を変えなくてもいいじゃないかということです。
まわりは敵だらけだけど、この人は例外という人がちょっとずつ増えていけばなんか気持ちが強くなれる気がします。

じゃあ誰が例外になりうるのかというのは、相手との関係の中でデータを蓄積していくしかないかと思います。だからやっぱり客観視スキルがもっと必要になるんですねー。