ほいほいそうこ

70年代生まれ、アダルトチルドレン。メンタルこどものまま中年になりました

【オリンピック】自国を応援する気になれない自分【自己分析】

こんばんは、まぬえらです
とりあえずオリンピックが終わりましたね。パラリンピックはどうなることやら。本当にやるんかな、不安しかないです。
今回は、スポーツの大会などで自分の国を応援する気にならないという話を書こうと思います。

今大会はとくに疫病禍ということもあり、純粋に応援する気が起きないよって人もいる様ですが、わたしは昔からそんな感じです。
テレビの中継で日本試合ばかりなことに違和感があったし、不満でした。
メダルを取ったとか何位になったとか。大会じゃなくても日本の選手がどこそこで活躍したということに関しても、そんなに喜ばしい気持ちにならない(というか全然ならない)です。

このオリンピックで日本金メダル何個取ったとか聞いてもなんとも思わなかったし。自分には関係ないことだと感じる
それでも自分の周りでは、普段見ない競技でも観戦して日本の選手が頑張ったとか、惜しかったとかそんな話をしている。でもこれは日本人に限ったことじゃなくても、うちの国はこれで初メダル取ったよーとかが話題になる。
そんな話題にまったくといっていいほど乗っていけない自分がいやで、ニュースみて話題についていける様に情報だけは仕入れておくということをしていました。

オリンピックに限ったことではなくて、他の大会でも同じ。サッカーだろうがベースボールだろうがの国際試合で日本が勝っても負けてもなんとも思わない。
自分の国の国際大会での結果や選手の活躍を話したい、という気持ちがこれっぽっちも湧かないことが不思議です。自分はどこかおかしいのだろうか、とさえ思う。
だって普段とくにスポーツに興味がない人でも、その時になったら応援したり、そこまでしなくても試合を見ていたり結果が気になったりしてるでしょう。少なくとも私の周りはそうだ。
だから自分がおかしいんだという気持ちがどこかにあった。

でも多分だけど、もし自分が外国人として他の国に住んでいて、その国でオリンピックが開かれるとなったら盛り上がりそうな気がするんです。
その国は絶対応援するかな。そして少しは日本も応援しそうな気もする。いずれにせよ今みたいな冷めた感じにはならないんじゃないかと思っている。
なんで普段は自国を応援したいという気が起きないんだそうか。

ちょっとネットを漁ったら反対に「自分の国を応援したくなるのはなぜか」というアーティクルがあった。
それによると自国を応援したくなるのは、自分がそこに所属しているから。小学校の頃のクラス対抗とかが身近かな、あとは会社の評判が良かったりすると誇らしく思えたりとか、そういうことらしい。

これは納得感が高い。

ああ自分はこの国への帰属意識が低いんだ。この国というより自分より外の世界への帰属意識、所属感。
それが少ない。

そう考えるとたしかにそうだ。基本的に周りはみんな敵だと思っていて、そういう世界観で生きてるので所属感があまりないのは当然といえば当然。それは国だろうが他の組織でも同じ。自分が所属していないむしろ敵ばかりだと思っている国を応援したいなんて思うわけがない。


それでも外国では自分が外国人なのでどこかに所属していたいと思うのだろう。そこで選択肢は自分の出身国しかないから、日本にいるときよりも日本人としてのアイデンティティが強まるのかもしれない。あとは日本のいいところが比較して見えてくるというのもあると思う。でも国に帰ればやっぱり敵だらけの社会なんだ。


SNSで同じように”どこの国の選手とか関係ない”って言ってる声を見るとホッとする。でも同時にその人たちが自分と同じ理由でのその意見とは限らない。だからただホッとしていると、自分の理由を考えないでスルーすることになってしまう。


自国を応援したり、誇らしく思ったりすることが正解なわけじゃないと思うけど、自分が正解なわけでもない。
他のみんなと同じ様に自分の国の応援で熱くなったり、結果で一喜一憂したりしたいわけじゃない。でもこの世界観は少しずつでも変えていった方がいい。