ほいほいそうこ

70年代生まれ、アダルトチルドレン。メンタルこどものまま中年になりました

他人の振りみて。仕事でイライラする人がやっていること

こんばんは、まぬえらです。

のっけからなんですが、うちの同僚によくイライラしていつも独り言で愚痴を言っている人がいます。独り言では済まず、周囲へ撒き散らすことも多いので結構迷惑しています。
そうはいっても、まぁ思考回路のくせなんだよね、こういう人はどうしょうもないよね。と(少々上から目前で)思ってやりすごしています。

自分の経験からいうと、思考のくせを変えるのはかなり大変だからどうにもならないんだろうな、と思っている感じ。
私は特に思い込みが強かったので、何年も地道に認知の歪み気づけたその都度、思考修正をしていって、4年くらいでようやく”これは認知の歪みかな”ってすぐに気付けるようになりました。
もちろん未だに偏った思考に縛られていることもあります。


それでですね、この同僚のようにイライラが頻繁な人。とても辛そうです。
加えてこの人は抑圧も強いようで、ちょっと自分の意見を言うだけでも、感情が刺激されて声が震えてくる。結果、何が言いたいのかもうまく伝えられないなんてことも起こっています。
ちょっとしたことでもイライラしてて、自分がいつも損をしているような気持ちみたいです。
私には数年前の自分の姿が被ってみえる(滝汗)。

  • なんでみんなわからないの
  • なんで(私の言うことが正しいのに)いう通りにしてくれないのか
  • なんで自分ばかりこんなに大変な目にあうのか


そもそも周りが自分の思う通りに「ちゃんと」やってくれればイライラすることもないのに。と、どんなに不満を漏らしても思い通りに動いてくれません。


もしくは考え方を変えると世界の見え方もガラリと変わるのですが、すぐには変えられないかもしれません。
でも思考の癖を変えるの自分の思考を疑うことが必須なので、気がつかない限り無理ですね。
私が思う手っ取り早い方法は、自分でできることを考えて行動することです。全てこれで解決ではないけれど、楽になるはず

このイライラ同僚は毎度誰かに結果を期待をしています。

  1. 自分の業務大変だから仕事のやり方を変えるべきだと思います(=そして自分が楽に仕事ができるようにして欲しい)
  2. Aさんは言ってもやらないから、上司からその人に言ってください(=そして自分の期待通りにして欲しい)
  3. お客さんにちゃんとやるように言ってください(=そして期待通りの結果も持ってきて欲しい)


()部分がこの人が期待している結果(私の推測)です。 
問題提起するとか、お願いするとか、相談するとかというのは、それぞれの役割と責任によって決まってくると思うので、そこから逸脱しない限りはいいと思うんです。(逸脱してもいいけど、相手に嫌がられる可能性が高くなるので基本やらない)
でも、その結果まで丸投げしてしまうのはどうなんでしょう、と思うわけですよ。これがイライラの原因かなと。

結果、誰も動いてくれなかったり、欲しい結果が得られなかったり。その結果に至る過程で、自分がやりたくないことが予期していなかった痛みを伴うこともあります。


そうすると、

おかしい、こんなはずじゃなかった。こんなことお願いしなきゃ良かった。前のやり方の方がマシだった

いやいや、上司が(他の人達が)ちゃんと考えてやってくれないからこんなことになるんだ。


それでまたイライラ。イライラループの開始です。

これは私の実体験なのでみんなにあてはまる思考ルートではないと思うんですけど。でもこのイライラ同僚の話を聞くとこんな感じ。 まぁ私と似てるんでしょうかね。

1番だと、この人の場合は「これが大変なんだ」という主観に基づいた現状と、「こうなったら楽になる」と言う結果には自分の意見を持っていますけど、原因の究明とか、結果に至るための具体的なプロセスについてはお任せなんです。

美容院でお任せでーって言うのとは違います。金払っていないんで。
(美容院でお任せするのも個人的には好きじゃないですけどね。仕上がりに文句を言わない前提ならありかと)

プロセス丸投げでは人はやりたがらない。相手が上司なら、じゃあそのためにどうしたらいいと思うわけ?って思われるか、あんたが今まで通り頑張れば?って思うでしょう。
無能な上司なら、上司自身も自分で考えないからやっぱり、今まで業務が回ってたんだから、今まで通りがんばってね、になるでしょう。 
相手が隣の席の同僚なら?なんであんたのためにこっちが脳味噌と時間を使わなきゃならないわけ?ぐらい思ってもおかしくないでしょう。

そうはいっても、部下や同僚が困っているのだから助ける/協力するべき、と言う意見もあります。

でもこれは助け合いでも協力でもないですよね。丸投げしてるんだから、依存です。子供が親になんでもやってというのと一緒。

仕事関係の人は自分の親ではないし、自分は幼児でもない。

  • なんで大変だとおもうのか
  • どこをどう変えれば円滑に進むと自分は考えるのか。そしてそれはなぜか。
  • Aさんは自分が言った通りにやらない理由は何か
  • どうしたらやってもらえそうだと思うか。そしてその理由は
    ……


自分ひとりでも考えられることはたくさんあります。これをした上で自分ができないことや苦手なところは他の人の意見を聞いてみたり、他の人に動いてもらったりをするのでいいんじゃないでしょうか。

もちろん、だからと言って期待通りの結果になるとは限らないです。上長の承認が下りないなんてこともあります。が、何かしらの成果が出ます。

その成果を以て次を考える、の繰り返し。

これでは自分が責任を負うみたいじゃないか、と思うかもですがその通りです。誰かが責任をもってくれると周りの人は安心して好き勝手言ってくれますし、言われたことをやるだけなら楽だから動いてくれる。(余計なことも言ってくるけど)

自分で考えると思い通りにできなくて落ち込むことは多々あれど、イライラは明らかに減ります。

いろいろ楽すぎて人生イージーモード、というまでには至りませんけど、それまでよりは全然まし。

ただ自分で考えるにも、慣れていなくて自分の主観に嵌ってしまったり、何が問題かはわかるけど課題を見つけられないと言うことがあります。

そんなときは、よく言われるフレームワークとか理論とか使うと突破できたりします。

うちの会社では5W1HとかPDCAとかSWOTとかうるさく言われますが(ほんとうるさい)。
こう言う理論も時代背景とともにアップデートされていくものなのかもしれませんが、最新版じゃなくてもなんとなくつかっています。
プレゼンの時だけ使うんじゃなくて、日頃考えを進めるときに結構役立っていたりしますのでおすすめしたいです。