更新6日目です、まぬえらです。
まだ更新回数一桁なのに、今回で何回目だっけ?と記憶を失いつつあります
今のところブログの習慣づけに対しては「書けるときに少しでも書く」をひたすらやっています。
ブログを書くための時間を塊で取ろうとすると書き始めるハードルが上がるので、細切れにしてみました。
さて前置きとは全然関係ないですがと面接で嫌な思いをした時の振り返りをしてみました。
面接官の態度が残念
転職活動をしていた時の面接でのことです。
面接の最後の方、こちらから質問するターンになっていくつか質問をしました。
そのなかで、その企業のダイバーシティ ・ジェンダー平等などの取り組みについて、具体的にどんなことをどんなメンバーでやっているのか聞いたんです。ホームページに記載があって私は興味があったからなんですが。
それに対してその面接官は下の様なことを言いました。
「うちは平等ですよ、良い人材がいたら男だろうが女だろうが採るんだよ。その代わり厳しいよ、実力主義だからね。女性だからって甘くしたりしないよ。もちろん無意識の偏見とかはありますよ。それを無くそうってために色々やってんだよ」
一字一句あっているわけではないですが、内容としてはこんな感じです。
丁寧語とタメ語の混合
そして早口
瞬間的な思考と感情
この人が話している間、下のようなことを考えていました
- 私なにか地雷踏みました?
→不安
- 聞いていないし、しかも答えにもなっていない
- この人めんどくセー。人の話聞いてないな
- 言い訳のように聞こえるんだけど
→イライラ
次に、質問に対して答えるどころかこちらが「ジェンダー平等なのかどうか疑ってかかった」ことに対する反論の様なモノを投げつけられた、と思いました
ちょっと掘り下げ
私は地雷を踏んだのか?
そこまで大げさなものかどうかはともかく、きっと何かのスイッチを踏んだのでしょう。
この人は聞いていないし、質問にも答えていない
私的にはこうですが、けれど本人的には正しい反応だったのでしょう
めんどうくさいと思ったのはなぜか
この人の言葉になにか反応をするべきだと思っていたから。
しかも面接なので相手に好感を持ってもらえる様な反応を、とこの時は無意識で考えていた。
そんなやりたくないこと面倒くさいですよね
この人は言い訳をしていたのか
- 答えが質問に対応していない、
- 自分の主観の話
- 言いっぱなし
ですが、本人に言い訳のつもりがあったのかはわかりません
会社では社会的責任とかサステイナビリティなどうたって様々な活動を実施しているのかもしれませんが、浸透してはいないのかもしれません。
この人はその事を聞かれて答えられるほど知らなかったのかな。それでずれた話をしたのかもしれませんね
どうしたらよかったのか
この人のこの発言を避けるとしたら、このケースではどうしようもなかったと考えます。
こういう質問自体しないという選択肢もあったかもしれませんが、もともと自分が興味を持っていて知りたかった事です。
なので聞かなかったら聞かなかったで、後悔が残ったと思います。
この面接は最終面接でこの人は上位管理者層の人です。人事も同席していました。
現場ならば業務と直接関わらない活動について聞いても答えが返ってこないかもしれませんが、この人の場合「面接官が会社の活動を知らないかも」を想定することはこの人の立場を考えると難しいです。
もちろん「よく知らないから話を逸らした」以外の理由で今回の対応だったかもしれません
さらに、これは面接です。目的はお互いのマッチングですのでその会社が公開している情報について聞くことはおかしな事ではないです。
会社によっては日本社会独特の変なマナーなどあるかもしれませんがここは外資で社内も多国籍なのでそれも当てはまりにくいです。
なので、結局この相手はこう言う反応をしただろうと言うところに落ち着きます
どうしたらよかったのか、その2
それでも、イライラや不安を減らせるなら減らしたい。
なので自分の感情の原因を探りました。
不安だったのは
面接官に悪い印象を与えたのではないかと思ったからです
先ほど書いたことと矛盾しますが、この時私は面接とは何かという事を忘れていました。
イライラしたのは
こういう人もいるんだ、こういうこともあるんだ、ということが想定できていなかったからです。
「想定するのは難しい」と書きましたが、難しいけれど「かもしれない」は、やっておいてもよかったと思います
イライラの原因について、以前の記事で「イライラした時にはマイルールを相手に押し付けている」と書きました
今回のマイルールは、
「採用面接の場で経営者層の人なんだから、会社の活動についてよく知っていて、候補者の質問を的確にとらえてちゃんと答えてくれるべきだし、その程度のコミュニケーションスキルを身につけているべき」というマイルール
世の中にクソ上司や報酬ドロボウ役員もいますので、どんなに優秀な企業の社員であっても、自分のルールから外れる人が自分の面接官になることはおかしくないです。
原因と対策まとめ
これが採用面接であることやこの会社の特徴などから、初対面の面接官に対して先入観(イメージ)を持っていてそこで完結していたことが今回の反省かと思います
『そのイメージ枠から外れる人は必ずいるんだよ、だからそんな人に出会っても焦らないでね』とこの面接に行く前の自分に伝えたいです
この経験から得たものは
この面接では結局嫌な気持ちになって終わってしまいましたが、それで終わりにしては自分の時間も交通費も感情も勿体ないです。
ムカつくだけで終わります。
収穫を確認します
マイルールから外れた人がこのポジションの上司であるということがわかった。
これに尽きます。
この案件はだから辞退しました、心置きなく。
マイルールは自分の価値観なのだと思います。私は組織での仕事に対して今回書いた様な価値観を持っているということ。
それが合わない上司、しかも上位層。
他の部門や遠いポジションの人ならあるいは、とおもいますが直のラインでは無理!と思いました。
それがわかったことが収穫でした。
あとははハナシのネタになったことですね。管理職やっている友人達と”この面接官アリエネー!”と散々盛り上がったので良かったです。
面接は相変わらず苦手ですけど「この人どんな人なんだろう?」目線で見たら結構面白いと思いました