こんばんは、まぬえらです。
更新29日目になりましたが、仕事がちょっとたてこむとブログにてがつかないことが明らかに。
先週は出張に出ていたのですが、その間ブログは何もできなかったー。とても悔しい
この質問はイヤだ
子供の頃は絵の描くのが好きで、小学校のクラブ活動は音楽をやり、高校では軽音部に入っていました。ざっくり創作活動が好きなんですよね。
大人になってからは少しそういう活動からは離れていて、数年前にまた音楽を始めました。
教えてくれる先生にこんな質問をされました。
「まぬえらさんは、子供の頃から音楽とか芸術関係好きなんですか?」
なんということはない一言ですが、この時の私の頭の中はこうです
- この質問は嫌だ、聞かれたくない
- 困った
- なんと答えよう
なんでこんなことを考えたのかというと、
- (好きだと思うが)ハッキリ言ってはいけない。何か大きな目的もないのに好きだなんて
- 言わないほうがいいかも(漠然とそう思いました)
- 好きだったら何か大きな目標を持たなくては
それで結局、「どうでしょう。そうかもしれません」という、なんともモヤモヤした回答をしました。
本当は言いたかったですよ、「そうなんです。昔から音楽も描くことも好きで、これからもいろんな活動したい!」て。
そんなものやめなさい
こう考えた理由の前に、こういう風に考えるようになったきっかけを書いてみます。
母親は昔から運動系の活動をやらせたがっていました。最初に、音楽のクラブや軽音部に入っていたと書きましたが、実はこれも本当にやりたいことというわけではなかった。自分の中の第3希望くらいを選択した結果です。
お母さんがOKを出しそうなものを自分のやりたいことの中から、やりたいことに近いものから選んだのです。
一番やりたかったのは絵ですね。子供の頃なので”絵を描く”としか考えていませんでしたけど、なんでもよかった。習い事はさせてもらえなそうだから、小学校の週1〜2のクラブ活動で似たようなのがあって選択したかったけれど、母に言ったら「なんでそんなもん入るのよ!」って言われました。
同じ表現系でも音楽はOKがでました。彼女なりの線引きがどこかであったのだと思います。
とはいえ、とにかく運動系に入れの一点張りでしたので、一度くらいは仕方なく何かの運動系クラブに入った気がします。残念ながら、記憶に残らない位つまらなかった。
母は彼女なりに何か理由があって絵を描くことはNo、運動系をやらせるべきという考えに至ったのでしょう。
今の私が考えれば、子供のクラブ活動に親が口出しするか?と思います。子供が自分で好きなことをやったらその子の将来に悪い影響でも及ぶのか?とね。
まぁでも、当時の彼女は何か必死だったのでしょうね。自分の理想を子供に押し付けて、結果子供のやりたいことへの否定になってしまいました。
こういう母からの指導、私の選択に対するスクリーニングはウチの家庭は大人になっても続きました。長い間好きなことを否定される経験をしてきたため、好きなことをそのまま好きだと開示すること自体に大きな抵抗がありました。
だから、音楽自体は母親にNoと言われることではない(今までも言われたことはない)けれど、自分が好きでやっていることなので、それを大きな声でいうことがとても居心地が悪いのです。
振り回されないために必要な
ではいまはどうか
というと、十分な大人です。自分で考えて判断できるはずです。
それでも親の価値観を引きずってしまっていたのですね。
脳内お母さんが出てきて、私の発言をチェックしていたのです。これが原因です。
⭐️脳内お母さんいついてはこちらの記事
私の選択自体が悪かったわけではないのです。
ただ彼女がいいと思うことと違っただけです。
いまさら親に私は〇〇がやりたいんだ、邪魔をするななんていうことはないでしょうけど、自分の中にブレない軸があればいいと思うのです。
自分がそれを選択した理由。それを好きな理由。
これは自分だけがわかっていればいいもの、とてもシンプルです。
絵を描くのが好きだといった時、もしも母に「そんなことやって何になるのよ。くだらない」と言われても、(あなたにはわからないでしょうけど)思い描いたものをゼロから自分の手で作り出せることがいいんだって言えます。
自分の理由なので相手が知る必要ないのです。相手が納得する必要もない。
そんなこと全然良くないって重ねて否定してくることもあるでしょう。それでも関係ないのです。私がいいと思って自分でやっていることだから。
母が良いと思う必要もないし、彼女にやらせようとも思わないし。
どんな理由でもいいのです。自分が納得していれば。