こんばんは、まぬえらです。21 22日目の更新です。
AC(アダルトチルドレン )に関する本などではインナーマザーとか考え方のクセと呼ばれていますが、私はその言葉にしっくりこなかったので勝手に脳内お母さんと呼んでいます。
脳内お母さんがやらかすこと
親の考え方や価値観に影響を受けるのは当たり前だとおもいます。でも無自覚にその考え方に支配されてしまうと自分のやりたい事ができなかったり、傷ついたりしてしまいますね。
私の脳内お母さんがよく言ってしまうのが、
なんでそんなことも出来ないの!?
と
恥ずかしいわね
です。
この声を聞く=頭の中がこの考えに支配されると、本当に些細なミスでもいたたまれなくなり、「私のせいじゃない!」って考えてしまいます。しまいには防衛反応で他人を攻撃しようとする
実際頭の中では攻撃しています。「〇〇さんが〜しなかったから悪いんだ!」って感じで。
昔はそれを口に出してしまっていました。そして身近な人に同調を求めて「そうだよね、〇〇さんが悪いんだよね。」と完結しようとしていた。
でも他の人のせいにしたところで、自分のミスは消えず脳内お母さんが許してくれることなどなく、ずっと苦しい+人の所為にした罪悪感でいっぱいです
心の苦しさを減らすには
いまのところですが、
一番楽なのは、ミスの例でいうと、ミスした先を考えてしまうことだと思っています。
- ミスをした。➡️これはもう過去。どうしょうもない
- ごめんなさい➡️脳内お母さんの妨害が入るかも
- じゃあどうするか。
このどうするかをできる限り考えること。これは次の対応だったり、今後の防止策であったり色々ですが、これらを考えることで必然と自分のミスを振り返ることになります。
脳内お母さんがいうことは、ミスをするな、もっと気をつけなさい、もっとちゃんとしなさい、だけです。
どこかのポンコツ管理職のようなことしか言ってきません。
でも自分自身は違う、もっと建設的に考えられるできる管理職になります。
いじめっ子は自分より強そうな人をいじめません。大人であってもそうです。
自分が敵わなそうだと思う相手には変にマウンティングしたりクソみたいなアドバイスをしません。
脳内お母さんが敵わないと判断しそうな相手に自分自身がなるというイメージです。
そうはいっても子供の頃から脳内お母さんの存在に気づくまでの間支配されてきたのですから、ちょっとやそっとでは相手は引きません。
ミスを責めたり、やろうとすることの足を引っ張ったり、他人と比較してへこませようとしてきます。
傷つけて自分の思い通りに動かすために。
なので、時間がかかるなということと妨害はあるよねということの想定はしたほうがいい。
脳内お母さん発生の原因
脳内お母さんと言っていますが、そのきっかけは全てが母親ではありません。学校の先生や身近な大人、身近じゃなくても社会全体から刷り込まれてきた考え方です。
思考力の成長とともに、色々なことに疑問を持ち自分で考えるようにしていれば大人になってから苦しく感じることはなかったかも知れません。
きっかけは社会全体でも、その考え方を強固に維持するに至ったのは、そんな自分の怠慢もありますが、考えさせないように抑圧してきた親や教師の責任でもあります。
そう考えると親のせいだけでなくてよかったです。自分のせいでもあるならまだ変化の余地はありますね。(親は今更なんにもしてくれないですが)
仮に脳内お母さんが言っていることでも、自分に自覚があり、自分で考えてその声に賛成できるのなら自分の考えだと思えます。
同じことをするのでも、
自分で考えて決めたことであれば、思い通りの結果にならなくても次の手を打てます。
脳内お母さんのいうことに何も考えずにしたがってしまうと、結果が期待と違った時にどうしようもなくなります。たとえ望んだ結果を得ても嬉しいのはその時だけ。次に活かさず、その瞬間が終われば空虚さが残ります。達成感ゼロ。
脳内お母さんからディスられても流されないで、まずは向かい合ってみましょう