こんばんは、更新32日目です。まぬえらです。
本人はそんな気ないのにリーダーにさせられたり、なぜか人に頼られたりする人いますね。 私自身がそんなタイプです。
甘えたり頼ったりしてこなかったので、人に頼られるととても重く感じて嫌だなーと思ってしまいます。
なんで私に聞くのかな(聞くなよ)
誰かが退職するときには、最終出勤日に花とかギフトをプレゼントしてみんなの前で一言!という職場は多いかと思います。以前の職場もそういうことはしていて、同じ部門の人間がその場を取り仕切ったり花を買ってきたりしていました。
ある上位の管理職のおじさんが退職するってなったときに、私の部下の一人が私に「〇〇さんの最終日どうします?」と聞いてきました。
全然違う部署なんですけどね。
それでなんでか聞いても私が何か仕切ると思っているらしかったので、その〇〇さんの秘書さんかその部署の人がやるんじゃないか?聞いてみたらどうか。とその部下に伝えました。 こちらは他人どころじゃなく切羽詰まっていた時期だったというのもありましたが。
このおじさんの直属ってとても小さいチームで数名しかいなかったのですが、その人が聞いたところ何も考えてなかったらしいのです。でもやっぱり何かあげたいよね、ということでした。
そしてその情報を持ってまた私の部下の人がきて、「(彼らは)こう言ってるんですけど、どうしますか?」と聞いてきました
- 自分で考えてよ、前に何度も同じようなことやってましたよね
その時の気持ちは正直こんな感じ。
もっというと、
- 自分で考えないなら首突っ込むなとも思ったし
- そんなに心配なら自分から何か提案しろ
とも思いました。
友人にこのことを話したことがありました。私と考え方が近いのでこの苛立ちをとてもよくわかってくれましたが、そうじゃない人も当然いるということ。
- 自主的に動くことが優等だ
- 自分なりの考えを常に持つべき
- 言いっぱなしは良くない
こういう価値観(マイルール)をもっていましたので、そこから大いに外れる言動をしてくれた部下に苛立ちました。
いまでも自分ではこの考え方はいいと思っています。自分の生き方動き方を自分でコントロールするためには必要ではないでしょうか。
ですが、この時は自分で考えて選択したことではなくて、ただ「世の中そういうもんだ。人はこう生きるべきだ」という刷り込みがあっただけでした。
自分の考えを持つべきと思っていながら、その考え方自体に根拠があるわけではなかったのですね。
まずは自分とは違う考え方の人もいるということを認めることで、多少気持ちに余裕ができます。
ではなぜ人に答えを求めるのか
私は上に書いたように自分で考えろという教育を受けてきました。もしかしたらこの人は逆だったのかもしれません。自分で考えるよりも前に聞くことで答えを得てきたのかもしれないです。もしくは自分で考えていてもそれをいえないような教育を受けてきたのかもしれないですね。
違う考え方の人がいると認めたとしても、私からするとただ聞いて終わり、というのは理解しにくい行動でした。ですが、自分に今までのヒストリーがあるように相手にもあるのだと考えてみるとしっくりきます。
彼女にとっては正解の行動だったのかもしれません。
ここで相手の期待通りに動くと自分が疲弊します。やりたければやればいいけど、そうじゃないのなら自分の担当ではないし。助けが必要ならヘルプに入るが「どうしたらいいですか」の段階ではどんな助けが必要なのかも分かっていない。
この時はバックオフィスの人がリードしてくれて結局彼女の希望通りになったのですが、私の立場からいえばはっきりと指示をしても良かったかもしれません。
私は指揮をとらないが、あなたが彼らのために何かしたいのならやってあげてくださいって。
残ったイライラもあります
この部下については依存的だな、と思っていたこともありまして余計にイライラが募りました。この時のことで相手の理由を考えることでイライラを減らせましたが、根本的な部分でまだ解決していませんでした。
なんでよその部署の事に首突っ込むのよ
なにも考えも(少なくとも表面上は)なく手立てもないのに、この人たちが辞める上司のために何かやりたいって言ってる
のを自分から奪いに行って人に投げているようにみえました。
なので、なぜ人に投げるのにわざわざ自分から取りに行くのかが理解できない。とばっちりをくった気分です。
ここはカウンセラーに言われたことなのですが、いい部分をみるといいそうです。
これ私にはまだすごく難しいこと
このケースでは、
人に投げているつもりないのかもしれない、は先に解決した部分で
わざわざ自分から取りに行く、が残っている部分です。ここでこの人のいいと思える部分を探す。
探すというより発掘のような気がします。
今回この人は繰り返しどうしたらいいか私に聞いてきました
自分が繰り返し上司に聞くようなのはどんな時か考えればいいかもしれませんね。