こんばんはまぬえらです。15日目の更新です
このブログでは自分の経験で悩んだり嫌な気持ちになったことについて、どういう風にの解消しているかを書いています。
大抵が日々の些細なイラっとしたり、ムカつくわーと思った程度のことですが、日常は小さな事の積み重ねですから些細なストレスを減らせるだけでだいぶ楽になりました。
慣れてきた今では感情を掘り下げたりすることができるようになってきましたが、カウンセリングを受け始めた頃は全くできませんでした。掘り下げようとしてもすぐに行き詰まる。それの繰り返しです。
いまはどんな風にやっているのかを紹介します
とにかく書き出す
色んな毒親本やサイトなどでも、紙に書いてみるといいよとアドバイスがあったりしますが私も書く派です。
私のケースですが、今までの人生で言葉で自分の感情や考えを表現する経験を積んできていないので難しいです。ですが頭の中で考えるだけでは主観に囚われて堂々巡りになりがちです。
ですので、とりあえず書き出すということをしています。
解決までは大きく分けて2パートです。整理編と対策編 。
あと追加でまとめ編もあります
整理編でやることはまず3つ。
- 起きた事実を把握する
- 自分の意見を書きだす
- 自分の感情を書く
この1.の「事実」を書き出すだけでも最初は苦労しました。事実を書いているつもりでも、いつの間にか自分の意見や感情が入り込んでしまうからです。
簡単な例を出すと、
「今日の昼までに書類を提出すると言ったのに、Aさんは終業時間になっても出さなかった。」とか。
コツとしては舞台の台本を書くイメージがいいかもしれません。書いた事ないけど。
(朝9時)Aさん「今日の昼までに報告書メールで送りますので、すみませんけどそれまで待ってもらえますか」
私「わかりました。お願いしますよ」
(18時)Aさんからのメールは届いていない。
こっちの方が実際にあった事に近いですね。この最初の書き方で、後から掘り下げる時のやりやすさが全然違うと私は感じています。
次に自分の意見(や考え)を書き出す。
これはとにかく誤魔化さず書く。主観バリバリで書きます。
実はこれも最初の頃にうまくできませんでした。
1つは、実家にいた頃は紙やノートに書いたものを親に見られて、これななんだと追求されることがあったからです。自分のプライベートなノートや捨てた紙でも見られるかも、という恐れがあったので素直に思ったことを書くこと自体が慣れていいのと経験がなさすぎてできませんでした。
あとは言葉にするということが ー学校教育の問題もあったかもしれませんが、ー 親もそれができない人だった。
不安や怒りは態度で示すので、どういうことを考えていて、今どういう気持ちなのかをどんな言葉を使って表現するのか、それを示してくれるお手本がないということです。
加えて、その後の過程でも言葉を学ぼうとしてこなかったのでそのままできないままでいました。
最後に自分の感情を書く
これはピンとくる感情の言葉があればいいけど、なければモヤモヤするとかなんか腑に落ちないとか、そんな感じでもいいと思います。
この時に芽生えた感情が一個なら次のステップですが、複数ある場合には感情とその前に書き出した考えを紐付けます。
紐づくものがない場合、何がこんな気持ちにさせたのかちょっと考えて、それを自分の考えの方として書きます
なんだか話がふわっとしてきたので、いったん実例で説明したいと思います。
Version1
●起きた事実
うちの会社では通常は立替金精算の際には、精算書とレシートなどの証憑を一緒に経理に出す。
あるスタッフが、経理ではなくなぜか人事にレシートだけを送ってきてどういう手続きを踏んだらいいか質問してきたらしい。
人事はそのメールを「まぬえらさんご確認お願いします」とだけ書いて経理でもないのになぜか私に転送してきた。
●思ったこと・私の考えや意見
一体これは何?何を確認するの?
もしかしてわからないからといって丸投げしてない?
分からないこといちいち聞かないでくれ
意味わからないんだけど
●その時の感情
イラつく
不満
それをこんな感じに編集
Version2
●起きた事実
うちの会社では通常は立替金精算の際に、精算書とレシートなどの証憑を個々のスタッフが経理の担当者に提出する
人事にメールでレシートだけ提出したスタッフがいた。本文には、精算するにはどうしたらいいかというようなことが書いてあった。
受け取った人事の担当者が私にそのメールを転送した。
本文には「まぬえらさんご確認お願いします」と書いてあった。
●思った事&感情
一体これは何?何を確認するの?
意味わからないんだけど
↓
イラつく
不満(やや)
もしかしてわからないからといって丸投げしてない?
分からないこといちいち聞かないでくれ
↓
不満
ここまでが整理編です
このあと掘り下げていきますが、私は自分の感情から手をつけることが多いです。
事実の部分から手をつける人もいるみたいです。客観的に考えることに慣れている人は、事実確認から入るのかもしれないですね。
対策編は次回にします