ほいほいそうこ

70年代生まれ、アダルトチルドレン。メンタルこどものまま中年になりました

否定されている気分になる、そんな時

こんばんは、まぬえらです。更新34日目ですが、ついに週1回ペースになってしまいました。

 

生活パターンを変えた結果今までブログを書いていた時間を確保できなくなったからなのですが、どうしよう。このまま週末だけの更新になってしまうのか。

 

今回は自分のせい(自責)シリーズでまた違うタイプの経験を書いてみたいと思います

 

前職での話ですが、それまで会社で社員証ってなかったんですよね。そこで社員証を作ることになりました。社外に出るスタッフが多かったり、他の会社とフロアを共有していたりしたので自社スタッフの証明が必要だろうという話からそうなりました。

 

作ったものって本当に社員証で入館カードと一体になっているようなものではなく、ただの写真付きのプラスチックカードでした。一体型の検討もしたのですが、落としたり紛失した時のリスクが当時は結構高かったので選択をしませんでした。

 

そんな経緯で作った社員証をスタッフに配っていたらあるスタッフから、オフィスのセキュリティーもこれで解除できるのか(=入館カードにもなっているのか)と聞かれました。セキュリティー解除はできないと伝えたら

「だったら意味ないじゃん」

と返事が返ってきました

 

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 説明はしたもののもやっとが残る

ムカつく

 

瞬間的にそう思いました。続いて、「私がダメ(人間)だと言われてる?」「人を馬鹿にしていないか?」とも思いました。

完全に全否定された気分。

 

それでもこの人にはなぜ入館カードと別にしたのかは伝えました。それを聞いた相手は薄ら笑いをしていましたが。

ちゃんと理由を言うことで「意味無くないから」と伝えたつもりでしたが、私の中ではネガティヴ感情のモヤモヤが残っていました。

 

 「また」っていう先入観

この人は過去に 他のチームの人が買った備品に対して「そんな安いのじゃダメだよ」、会社の目標を話していると「俺はすごい頑張ってるよ。給料上げるべきでしょ」となかなか強い自己主張をしていました。ただ結局は実際に行動を起こしたりしないので主観の押し付けだと感じていました。

 

 こういうこの人の行動を見ていたので、今回の発言にも「またなんか人がやっていることにイチャモンつけてきたよ。自分は何にもしないくせに否定ばっかりしやがって」という考えが、ムカつくという感情を支えていました。

 

「この人は否定する」という先入観があったので、彼が社員証について聞いている間に身構えました。そして一体型にしなかったのにはそれなりの理由があってのことだったのですが、これも(どんな事情があろうと)「否定する」と思っていたので、彼に理由を伝えたときにもただ説明するというよりは、否定されたくないという気持ちが強かったです。完全に守りに入っていました。

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 すぐに引っ込んでしまった最初の気持ち

守りに入るということはときに攻撃的にもなります。実際の言動が攻撃的というよりかは、自分の思考が攻撃的ということです。

相手に伝える気も相手を理解しようとする気も少なめなので、感情は納得できずモヤモヤが残ってしまう結果になりました。

 

本当は、「意味ないじゃん」と言われたときに

「なんでそんなこと言うの?知ってる?私たちも色々考えてこの結論にしたんだよ。それを意味ないなんて言われたら悲しい」

と一番最初は思ったのですがほんの一瞬で、「また否定してきた。ムカつく」に上書きされてしまったのです。でもこれが本当に本当のその時の自分の気持ちだったのです。

  • この人がそう言った理由を知りたい
  • 自分が傷ついたことを知ってほしい
  • その理由も言いたい

私が理由を説明したとき、これっぽちもこんなことは考えずにただ「”意味ないじゃん”と全否定されたことをに抵抗してなんなら相手に反撃したい」なんて考えが裏にあった気がします。

 

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一番最初に感じたことを無視して相手へ反撃をしていればそりゃあモヤモヤは残るよね、と納得しました。

 自分でもついスルーしてしまう元々の気持ち。これを後からでもどう引っ張り出すかが楽に生きるキーな気がします。