ほいほいそうこ

70年代生まれ、アダルトチルドレン。メンタルこどものまま中年になりました

自分のせいだと思ってしまう

こんばんは、まぬえらです

更新33日目です。

 

以前に自分が責められていると感じてしまうことについて書きました。

manoella.hatenablog.com

 

 

今日は実際に責められたとき。自分のせいではないのに、なぜか自分のせいだと思ってしまった時のことを書きたいと思います。

 

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 これは八つ当たりでは?

あるプロジェクトの売り上げが想定よりも少なかったことがありまして、なんでなんだと上司に聞かれたことがありました。

 

結局は似たような他のプロジェクトにその分の売上が振り分けられていました。この会社では似たようなプロジェクトを規模によっては管理上はまとめて計上する決まりだったのでおかしなことはないのですが、どうもなにかのミーティングでこの分は別計上にすることにしたようでした。その決定をしたのがこの上司らしい。

 

ここまでであれば私もなんとも思わなかったのですが。

 

なぜか上司は私に、

  • 〇〇だって言ったじゃん
  • また間違えてるよ!この前のミーティングでこっちに計上だって言ったじゃん!なんでやってないの?

と、声を荒げて(元々声がでかいのですが)言ってきました

 

  • 私、その会議参加してないですし
  • 個別に指示も受けてないですし、
  • そもそもどこに計上するかというのは、書類を見てやる訳でその通りにしたんですけど

 

だから私からしたら完全に上司の八つ当たりなんですが、この時はそう思えなかったんですね。

そこまで頭が回らず、この人の言葉に振り回されました

 

どういうことかというと、なんの根拠もないけど上司がこう言ってるからもしかしたら私がミスをしたのかも

 

そしてよくわからないままに謝りました

間違えたとは言わなかったけど、間違えた「かも」と言って。

そして頭の中では自分を責めてた。

なんでこんなことも完璧にできないの⁉️ そんな思考が巡っていました。

 

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 まずは自分が落ち着け

自分に対する言動で、自分の中でネガティブな感情が湧いてきたらちょっと相手のことを考えてみるといいようです。

この場合だとなんでこの上司は私にこんなこと言ったのか思いを巡らせてみる。なんで声を荒げたのか感情と理由を想像してみる。

 

普通に、私が全て承知していると勘違いしていたのかもしれないですけど

それでも「〜って言ったじゃん」とか「また〜」とか「なんで〜」

声を荒げる必要はないですよね。

 

感情を乗せてきているのは確かなんですが、おそらく自分のミーティングでの発言したことが結局社内で周知されていない事に苛立ったのかなと考えます。そうするとなんかしっくりくるから。

 

数字が間違っていた、という事実だけなら修正はできます。規模的にもこの会社にとって巨大な金額ではない単位でした。 間違えていた理由もヒューマンエラーと説明がつきますし、その再発防止策を講じればいい話です。

 

それでもそんな感情的な態度に出たのは彼が管理職としてよほど未熟だったか、彼の感情を刺激するような事だったのだと思いました。まぁそれで、彼のミーティングでの発言が現場にきちんと反映されていなかった=ぞんざいに扱われたと本人は考えたのかと。「また」という言葉から、きっと前にも同様にミーティングで発言してその場で承認されたのになぜか誰も知らなかった、なんていうことがあったのかも知れませんね。

 

そう思うと多少自分の感情は落ちつきます。この人の強い言葉でグラグラ揺らいでいたものがおさまって、この人の感情は自分のせいじゃなくてこの人の経験や考え方が引っ張り出しているものだと思えてきます。

 

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 次のステップは自分の対応を決める事。

たとえ感情が落ち着いても黙っているわけにもいかないし、放っておけばこういう人は言い続けるか、お前のせいだナントカしろなんて言ってくるかも知れません。

それは嫌です。

 

事実として分かっているのが以下2つ

  1. この人が『ミーティングでこのように決まった』と言っていることが、実務で反映されていないこと
  2. (他の人に聞いてみたところ)議事録とっていなくていまいち覚えていないこと。でもまぁその通りでいいんじゃない?という考えであること。

ゆるいミーティングですね〜。実際そんな感じだったんですが

 

 

ここから問題点を探して対策を考えてあげることがよかったのではないでしょうか。だってこの人はそれができなかったんだから。

誰のせいだ、なんでやってないんだってわめくよりも、どうしたら今後あなたの意見がないがしろにされずきちんと業務に反映されるかの話を詰める方が利益があるのはわかるはずです。

 

またそういう策を出してくれる人間がいるとわかれば安心もすると思うのですね。信頼も得やすいと思いますし。

 

この当時はこんな建設的なことを考えられませんでしたが、後からこうして反省することで自分の頭の中で今までとは違う思考回路をつくっていくことになるので無駄ではないと思います。

 

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