ほいほいそうこ

70年代生まれ、アダルトチルドレン。メンタルこどものまま中年になりました

実家に帰りたくない理由を考える

あけましておめでとうございます。まぬえらです

昨年に引き続き更新していけるようにがんばります。

 

年明け1回目の38回目の投稿は毎年うだうだするこのテーマ。

実家に行くべきか否か。

今年もうだうだ考えた事をダダダーっと書いていきます

 

わたしは実家に帰らない派です。

正確にはそろそろ行った方がいいかなと思いながらも結局行かない派、なので毎年うじうじします。

お正月だけでなく GWや盆・彼岸などなど。

  • どうせ毎回行かないのになぜ悩む?
  • 悩むくらいならいけばいいじゃん? 

そういう意見はごもっとも。

自分自身に問うている言葉でもあります

気持ち的には行きたくないのですが、行った方がいいかなと考えるのには以下の理由があります

 

他のきょうだいに親の相手を丸投げしている罪悪感

世間一般的に親不孝といわれそうな行動だから

一度顔を出せばまたしばらくは行かなくても大丈夫になると思うから

 

ですが親の家に行くことはわたしには大博打です

負けた時の傷が大きい。

傷つくことを言われたら(まぁ大抵なんか言われるんですが)、子供の頃の嫌な記憶が蘇ってきます。

家族の文句、特に両親について、って他の人に言いにくいです。過去にこんな嫌なことをされたと話したことがありましたが、相手は親の肩を持つ発言しかしないです。普通、人の親の文句に乗らないと思いますし。

それで家で一人ですごく苦しい中解決を目指すしかないからです。

 

これと最初にあげた「行った方がいいと考える理由」を天秤にかけると、こっちのデメリットの方が微妙に重い。

だから行かない選択を毎回している。とそう思っていたんですが、今年も同様に考えた結果別の理由もでてきました。

 

わたしは親の文句を言いたい。こんなひどい事を言われた、ムカつく、最低だよetc

本当に言いたい相手は親です。でもこれを言って受け止めてもらいたいのか?と考えると答えはノーでした。

では言うことで相手に後悔させたいのか?それとも傷つける言い方をして復讐したいのか?これもノーでした。

 

なんなんでしょうね。

仮に両親宅に顔を出すとして、一応深手を負わないように想定していくのです。「こんなこと言われそうだな。そうしたらこうしよう」とかね。ゆるーく頭の中でシミュレーションしてみる。

 

そうすると最終的には彼らの幼少期のわたしへの言動が人格否定だった事を突きつけてみたり、正論ぶつけて沈黙させたりという妄想になってしまうのです。

それでスッキリーとなるかといえば反対で、すごく嫌な気分が残ります。

別に論破してぐうの音も出ないようにしたいわけじゃないんだよ、って最後にはそう思う。

 

じゃあなんなんだ?というと見返したいという気持ちが近いですかね。見返したいだけで勝ちたい訳じゃないけど、行ったら行ったで戦闘モードになってしまうから行かない、です。

自分の存在を証明したいというか。完全に思春期反抗期のそれ。

 

  • 自分を度々否定するような事を聞いて育ちましたので(主に母親に)。
  • 興味がある事に対しては、なんでそんなの好きなの。やめなさい
  • 新しいことに挑戦すれば、なんでそんなこともできないの。下手くそ
  • やりたくないと拒否すれば、こんなこともできないでどうするの、いいからやるんだよ。ばか。
  • 親がいいと思うことがうまくできたりすると、すごいわねーといって褒めてくれます。でもそこに至った努力なんかは褒めてくれない。どんなに努力しても本番できたハズレなら恥ずかしいと拒絶される。

 

なので「一度は親が否定したから捨ててきた事」を選択して生き延びたい、なんです。

生き延びるってなんだよって感じなんですが、普通に生活できることではないかと思っています。特に意識せずに当たり前になっていること

 

いまネガティブな感情が湧き上がる問題があったとしたら、自分で分析して解決していますがまぁ意識的にやっています。そのために時間をとって使う。

自分で考えるという選択をしてこなかったのでいまわざわざやっている訳です。それまでは嫌な感情があってもそんな風に感じるあんたが悪い。考えずに人にいいと追われる事を空気を読んでやれ、というのに従ってきたのです。

この状態でラスボスだと思っている親に接しても負けます。負けるというかお互い傷つく。

 

こういう一つ一つを当たり前のようにやるようになったらわたしは自分の選択で生きていると言えるのだと思っています。その頃にはラスボスは雑魚になっていると思うし、毎回こんなことで悩むこともなくなるかと思いますよ。

そういうわけで2020の目標も決めました。